世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」が2024年6月29日に開幕します。
ツール・ド・フランスとは
1903年から毎年7月にフランスを中心に開催される自転車レースで、世界最高峰の自転車レースと称され、オリンピックや自動車レースのF1と並んで世界的な競技大会に数えられます。
自転車レースには世界3大大会と呼ばれる大会があり、ツール・ド・フランスはその1つです。
他の2つはイタリアを中心としたジロ・デ・イタリアと、スペインを中心としたブエルタ・ア・エスパーニャがあり、これらはグランツールとも呼ばれています。
ブエルタ・ア・エスパーニャ2024の放送を無料で視聴する方法
グランツール大会では約1ヶ月間に渡って毎日100キロから200キロ走行します。
走行するところは街中の道路もあれば、標高数千メートルもある山道を駆け上がったり、下ったりもします。
出場選手は、1番注目されるマイヨジョーヌと呼ばれる個人総合優勝を目指すオールマイティーな選手もいれば、山岳コースやスプリントコースを得意とする選手もいます。
ツール・ド・フランス 2024に出場する日本人選手
2017年のツール・ド・フランスには日本人選手で一人新城幸也選手が通算8回目となる出場を果たしました。
しかし、2018年から2023年とここ5年は日本人選手の出場はありませんでした。
2024年のツール・ド・フランスに出場が期待される日本人選手といえば、やはりワールド・ツアーチームのバーレーン所属の新城幸也選手です。
新城選手は2023年グランツールの1つジロ・デ・イタリアに出場し、完走をはたしています。
2024年ワールド・ツアーチームに所属する日本人選手は新城幸也さん以外にEFの留目夕陽選手が若手のホープとして新たに契約を獲得しました。
2017年からツール・ド・フランスをはじめとしたグランツールの出場選手数は1チームあたり9名から8名への減らされたため、中々日本人選手の出場は狭き門となっていますが、それだけに出場できたらそれだけでも凄いことです。
ツール・ド・フランスのテレビ放送について
日本におけるツール・ド・フランスのテレビ放送ですが、2021年までは例年通りJ SPORTS4で放送されました。
また、NHKについては2018年までBS1で録画放送が行われてましたが、2019年以降は放送がありませんでした。
NHKは例年録画放送だが2019年以降は放送無し
NHK BS1については、テレビをみている人はNHKの受診料を払っているはずなので、追加料金なしでツール・ド・フランスを楽しむ事ができていました。
ただ、2019年以降は放送がありませんでした。
2024年についてもNHKでのツール・ド・フランス放送は今の所番組表を確認しても見当たらない残念な状況となっています。
JSPORTSは全ステージ生放送
JSPORTSはツール・ド・フランス2024の全21ステージが生放送されます。
生中継なので、結果も分からない状態で見ることが出来ます。
ただ、JSPORTSを視聴するには視聴環境を整える必要がありますし、有料となります。
J SPORTSの視聴方法
まずJ SPORTSを視聴する方法は大まかに4パターンあります。
- スカパー
- J:COMなどのケーブルテレビ
- JSPORTSオンデマンド
- Amazonプライムビデオチャンネル
既にスカパーやケーブルテレビに加入している人ならば、J SPORTS 4を契約すれば直ぐに視聴することが出来ます。
尚、毎年第1ステージは無料でJ SPORTS 4を視聴することが出来ます。
スカパーやケーブルテレビに加入していない人にとっては、インターネット環境があれば視聴することが出来るJSPORTSオンデマンドも一つの選択肢です。
1ヶ月1800円でツール・ド・フランスを視聴することが可能です。
Amazonプライム・ビデオチャンネルなら2週間無料でツール・ド・フランスが見れる
Amazonプライム・ビデオチャンネルのJSPORTSチャンネルでもツール・ド・フランスが生放送されることになりました。
初回14日間は無料で視聴できるので、ツール・ド・フランスに興味あるけど、いきなり有料で見るのはちょっとという方はAmazonプライム・ビデオを利用してみると良いでしょう。
DAZNでツール・ド・フランス
DAZNが登場するまで、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャといったグランツールは、全てJSPORTSで放送されてきました。
それが変わったのが2017年です。
2017年からはDAZNがグランツールの一つジロ・デ・イタリアを独占生放送し、JSPORTSでは視聴できなくなりました。
これは自転車ロードレースファンにとってはかなりの驚きを与えました。
JSPORTS4にとって、自転車レースは加入者を獲得したり、引き留めたりするのに重要なコンテンツで、特にツール・ド・フランスは影響力が大きいと思われます。
私もツール・ド・フランスの開催期間中だけJSPORTS4の契約をしています。
先日契約しているケーブルテレビのイッツコムのカスタマサポートを訪れて、JSPORTS4の契約を申し出たら、ツール・ド・フランスの視聴のためですねと社員の方から言われたぐらいですから相当加入者数に影響があるイベントだと言えます。
有料テレビ放送にとって、いかに魅力的なコンテンルを整えるかは加入者獲得に重要ですから、今後はDAZNでツール・ド・フランスを放送ということも考えられるかなと思っていたら、なんと2020年からDAZNで自転車ロードレースの配信が無くなるというニュースが出てきました。